フランスの美しいアンティーク、ラリックのオパールセントの "Volubilis"ボリュービリス、 朝顔紋様の水鉢。ラージガラスボウルですルネ・ラリックが初期1921年にデザインし1939年まで製作されたプレス成型製。乳青白色の色彩を放つ神秘的な美しさのクリスタルボウル。「Volubilis」モデル番号383水の中であるかのように3輪の瑞々しい朝顔が器の表面を覆うように大輪を広げつつそれぞれの花芯の先端が底に向かい脚となり水鉢を支えさせてもいる立体的で独創的なデザイン&フォルムの幽玄を体現する作品植物の造形を活かし独特のスタイルに昇華する、アール・ヌーヴォー期らしい幻想性とたおやかな官能美を併せ持つエレガントで優美な作風何度か作品を見る機会が有りましたが本品の大輪朝顔に施されたオパリンは特に色合いが美しい気が致します。ただ青いだけではない複合した妙なる色彩。ハニートーン…ライトイエロー、ホワイトアイボリー、トランスペアレント等が境界線を持たずに融合しつつ無限に広がりゆく、或いは消えゆくかのぬくもりと温かみ、同時に儚さ澄妙、静謐な色調を見せます。光の角度、光源により色彩や印象を変え淡いピンク等の虹色彩も。ガラス原料の中に動物の骨灰(リン酸塩)フッ素、酸化アルミニウム等を混ぜ成型時の急冷、再加熱で生成させた色彩以下の計測誤差をご容赦くださいm(_ _)m幅約21.5㎝高さ約6.2㎝厚み4㎜幾つかの軽い擦れ汚れ、細い擦り傷、焼成プロセスからの気泡があります。大きな約4.8㌢のスクラッチは15年程前の十数万円の購入時点から有りましたm(_ _)m【刻印等】花びらの傍にR.LALIQUEの型押し刻印スクラッチの傍にFranceのグラヴィール親しみ、観察した自然を作品に投影したラリックならではの繊細な感性と大胆なデザイン力。現行作品が持ち得ぬ深い味わいを放ち大変魅惑的です遠近感を持ち陰影を湛え浮かび上がるその花姿は水や大気の化身、霧中から現れその霧に溶けて消えていく幻のよう古来からの風物詩、夏の季語の朝顔は国内外を問わず人気があります実用にも多様な活用法が✧サイズ以上の存在感で鑑賞に見応えがあります。限界価格です(^^ゞ
商品の情報
カテゴリー | その他 > アンティーク/コレクション > 工芸品 |
商品の状態 | 傷や汚れあり |