ライカM3はM型ライカの最初にして最高のライカと言われ名機中の名機です。M3は1954年より1966年までの22年間に約22万台発売されましたが、その中でもこのライカは初期の2年目のレアな1955年ものでつくりが違います。フィルム巻き上げが2ストロークで、シャッタースピードが倍数系列になっていない、ファインダーの切り替えのセレクターレバーがないと言う特徴があります。低速のシャッター音には独特の余韻があり、これだけでも名機を使っている実感を感じます。レバーの動きは滑らかで、シャッター音はあくまでも静かです。ファインダー倍率は0.91とM型ライカの中でも最も高く、肉眼に近い状態で構図を決めることができます。初期のライカはファインダーのセレクトレバーがありませんので、ユニバーサルファインダーは見た目のカッコ良さと合わせて重宝します。M3の動作は快調です。低速粘り無く、独特な余韻が楽しめます。2ストロークで巻き上げてピントを合わせてシャッターを押すだけで嬉しくなって来ます。ファインダーは、視認性良好です。グッタベルカに剥がれ、欠けありません。外観は大きなアタリ、キズはありません。底部に擦れがあります。全体的に良品です。レンズは、ズミタールが1951年、ヘクトールは1958年です。どれも写りには定評があります。どちらもややチリ、少しの曇りがあります。ユニバーサルファインダーが付きます。経年の擦れがありますが視認性はまずまずかと思います。他付属品として純正の綺麗なM3ケース、レンズキャップ2個、ヘクトールケース。L-Mアダプター、ヘクトールにマルミのフィルターが付きます。
商品の情報
カテゴリー | 家電・スマホ・カメラ > カメラ > フィルムカメラ |
ブランド | ライカ |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |