倉俣史朗が1989年にデザインした、「Flower Vase # 1」のオリジナルです。その美しさから、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久収蔵されているプロダクトでもあります。現在も株式会社日南が製作し、一部のギャラリーで販売されていますが、こちらは株式会社イシマルが発表当初に製作したものです。現行品ではアルミの軸部分が取り外せる仕様になっていますが、こちらの商品はアクリルと一体化しており、取り外すことはできません。経年変化によってアルミの軸とアクリル部分に剥離が見られますが、それがオリジナルの大きな特徴でもあります。先日再オープンした、倉俣が内装を設計した静岡のバー「CoMbLé」にも、こちらの商品と同じ時期にイシマルが製作したものが置かれています。こちらのアルミ軸の色はマゼンタですが、倉俣史朗がデザインし、昨年オークションで約6900万円で落札されたことでも知られる椅子「Miss Blanche」(画像参照)の脚部分と同じ素材・色を使用しています。したがって、比較的手頃にMiss Blancheの世界観を味わうことができます。余談ですが、Miss Blancheもこちらのフラワーベース同様MoMAに永久保存されています。56脚しか製作されておらず、その一部は三宅一生、横尾忠則、中田英寿など錚々たる方々が所有しています。シカゴにあるライトオークションでは同様の商品が約27万円で落札されています。倉俣作品は値上がりが著しく、こちらの商品も現行品があるとは言えオリジナルとしての価値は高く、今後も値上がりし続けると思われます。今年の11月には倉俣史朗の大規模な展覧会が予定されているため、一層注目を浴びると予想されます。この機会にぜひご検討ください。※商品画像並びに説明の一部または全ての無断転載を禁止します。倉又史郎フラワーベース花瓶
商品の情報
カテゴリー | インテリア・住まい・小物 > インテリア小物 > 花瓶 |
商品の状態 | 新品、未使用 |