縦約81ミリ✕横約79ミリ。重さ約125g。表の切羽台に黒漆が残っている秋虫草花図です。一筆書きのような素朴な線描で草花が描かれています。裏面の丁子紋は、瑞祥の象徴として家紋や鍔に多用されてきました。いかにも桃山風な伸びやかなタッチで、江戸期の洗練・精緻な技巧とは無縁な、明るい開放性に満ちています。自意識にまだ侵されていない職人の表現の喜びが、そのまま伝わってくるようです。※値下げしました。
商品の情報
カテゴリー | その他 > アンティーク/コレクション > 工芸品 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |