数十年使っている愛好者の一人です。状態についての説明です。低使用頻度の判別で分かり易い方法がいくつかあります。一つは、グリップ部のシールです。コレクター以外は、先ず外します。というのは、本品は低重心で設計されています。グリップ部はステンレス材で、格子状に溝が切ってあります。使用する際、必ずそのシールを剝がします。剥がさないと、やはり滑るというか、違和感が強いからです。そのシールを残してあれば、使ってなさそうです。・・・使っていても、別に残してある可能性もあります。(ただ、年代物の商品なので、軸に貼っていたものが自然に剝がれて来ます。私の未使用品もそうなのがあります。というのは、この部分のシールはフィルム自体がやや厚い素材ですので、素材の弾性でフラットになる性質があるからです。注目点は、箱の中に存在しているか否か、が重要です。)二つ目は、シャフトのシール。こちらは薄い素材ですので、年月が経っても剥がそうとしなければ、剥がれないようです。この部分は使っていると、手との接触・摩擦で印字が薄くなっていくので、剥がれていない場合、使用感はかなり正確に使用感を推測できると思います。3つ目は、クリップのスレ。クリップの部分は、スチール素材にブラック塗装でマット調に仕上げています。使用していると、マット塗装がテカッてきたり、塗装が剥げてくるなどの状態が見られます。先端部、FF-maticはそんなに簡単にはヘタリませんので、あまり心配なさらず平気かと。ただし、口金部の4㎜パイプ(先端の芯が出るところ)ここは、コンクリートなど硬いものに落とすと、穴の潰れはありませんが、曲がる場合があります。曲がった場合は慎重にラジオペンチで直せます。普段から、使用しない時のキャップは習慣にした方が良いと思います。(私は破損経験ゼロですが、友人が落として修理した経験あり。)【通常使用でのカーボンシャフトの話】シャフトのカーボン・グラファイトは何年たっても塗装が剥げませんね。グリップのステンレスも劣化ないですし、先端のFF-matic部分も光沢感は薄れません。壊さなければ、一生ものの一品です。私は、今まで本製品を6本所有しておりまして、3本はまだ未使用で保管しております。その手付かずの3本の内、1本を今回出品させて頂きます。
商品の情報
カテゴリー | その他 > 文房具/事務用品 > 筆記具 |
商品の状態 | 新品、未使用 |